サイトを修正したら数値の変化を確認し、よい施策だったのか検証しよう!
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- 初めてホームページを運用する方向け
自社サイトをよりよいサイトにしたい!と日々思っている方は多いのではないでしょうか?
社内でサイトをより良いものにするための話し合いなどを行われる会社も多いでしょう。
「もしかしたらここはこうしたほうが良いのでは?」
「この内容をもっと前に出したほうが伝わると思う」
など活発な意見が出て、サイトを修正されることもあるかと思います。
私もデザイナーとして、サイトを良くするための修正依頼をいただいて対応することがたびたびあるのですが、その際に気になるのが、修正だけ行って修正の結果どうなったのか確認しない方が多いということです。
施策が正しかったのか検証しないのはもったいない
伝わりづらい文章、多くのテストで評価の低いUI、表示の崩れなどわかりやすい部分の修正は別として、
「もしかしたらここはこうしたほうが良いのでは?」
というのは仮説に過ぎないことも多く、必ず数字に繋がるのかわかりません。
自分では良いと思っていた施策も、実際にユーザーに利用してもらうとそうでもなかったということもあり得ます。
テストしてみないとわからない
86年以上読み継がれてきた広告についての伝説のバイブルと言われる「ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則」にはいかにテストが重要かについて、そしてテストの実施方法について章をひとつ使い説明がされています。
広告は、何らかのテストを実施して初めて、その本領を発揮して効果を生むのだ
Webサイトについても同様で、仮説を立てて修正し、ユーザーに使ってもらい、数値の変化を確認することで初めてその仮説が正しかったのかどうかわかります。
もし、改善が見られなければさらなる修正を行えばよいのです。
修正しただけで安心してしまい数値の変化を確認しないでいると、仮説が間違っている場合には、問題は解決しないままになってしまいます。
検証することで次の仮説に役立つ知見が得られる
改善→変化を確認することを繰り返していけば、どういう施策がプラスに働き、どういう施策がダメだったのか知見を得ることができます。
仮説と検証を繰り返すことで得た知見は次の改善に繋がります。
Googleアナリティクスを活用しよう
Googleアナリティクスは無料で使えるアクセス解析で導入している方も多いと思います。
改善の結果、クリック数が増えたのか、コンバージョンに変化が見られたのかなど改善前・後の変化を確認するには最適なツールだと思います。
また、Aの見せ方とBの見せ方のどちらがよいのか検証したいという場合は「Googleウェブサイトオプティマイザー」を利用してABテストを行うという方法もあります。こちらも無料で使えるツールです。
ぜひサイトを修正したら数値を確認してみてください。
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この記事を書いた人
山本美代子
フリーランスでWeb制作を行なっています。
美術系大学後、情報誌の会社のWeb制作部、Web制作会社を経てフリーランスに。
ビジネスに貢献できるサイト制作のために、UXデザインや結果のでやすいUIパターン、ユーザビリティについて学び、実践しています。
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