Webサイトのスマホ最適化ガイド【その1】ユーザータスクを考慮しよう

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これからホームページを発注する方向け

あなたの会社やお店のサイトに訪れる方には、「お店の所在地を知りたい」「サービスの内容について知りたい」「ブログ記事を読みにきた」など、何らかの目的があると思います。

モバイルサイトの制作では、その「ユーザーの目的(タスク)」を達成しやすくすることがとても大切です。

ユーザーの目的(タスク)を達成しやすくするってどういうこと?

少しわかりづらいかもしれませんので、「ユーザーの目的(タスク)を達成する」ことについて具体的な例を上げ説明してみたいと思います。

先日「レンタルサービスの情報をPDF(チラシのPDF)で掲載することについてどう思いますか?」とお客様からご相談がありましたので、そのシチュエーションを例にとってみます。

  • レンタルサービスの情報が
  • PDF(チラシのPDF)で掲載されている

Webサイトを考えてみましょう。

ユーザーはレンタルサービスを受けたいと思って、検索などからサイトにやってきます。
その場合のユーザーの目的はこのようなものではないかと予想されます。

ユーザーのタスク
「レンタルサービスを利用したい」には

  • 自分の条件に合うかどうか確認したい
  • 条件を確認して問題なければ、申し込みたい

というタスクが含まれると考えられます。

PDF(チラシのPDF)で情報を掲載したとしましょう。
その場合、ユーザーの体験は下記のようになるかもしれません。

PDF(チラシのPDF)を掲載した場合のサイトの使われ方

ユーザー体験

クライアントの担当者の方がアップしようとしていたPDFは横長のものでしたので、スマートフォンではPDFがとても小さく表示されて、文字を読むには拡大して、なおかつスクロールしなければ読むことができません。

またチラシは紙なので、自由なレイアウトで様々なところに情報が載っています。ユーザーは横にスクロールしながら手探りで情報を探さなければいけません。

Webサイト上のテキストであれば、電話番号をクリックするだけで申し込みの電話をかけることができますが、PDFからでは予約の電話をするのに一苦労です。

「レンタルサービスの情報をPDF(チラシのPDF)で掲載する」とユーザーは

  • 自分の条件に合うかどうか確認したい
  • 条件を確認して問題なければ、申し込みたい

という目的(タスク)を簡単に達成することが難しくなってしまうでしょう。

ユーザーが目的(タスク)を達成しやすくするためには、

  • 読みやすいテキストでユーザーの知りたい情報を掲載する
  • 申し込みしやすいように電話がかけられるようにしておく

必要があることがわかるでしょう。
さらに知りたい情報の中身をしっかり検討することも必要です。

さいごに

ユーザーの目的を達成しづらい見せ方(や設計)を導入してしまうことは、意外と多いものです。
必要な情報にたどり着けないサイトや、申し込みをしようとすると登録が必要だったり複雑な対応を求められたり、思ってもみない動作になったり、、
ユーザーが快適に感じる使いやすさを提供する(タスクを簡単に達成できる)のがモバイル最適化であると言えるでしょう。

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この記事を書いた人

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山本美代子
フリーランスWebデザイナー。
美術系大学後、情報誌の会社の制作部、Web制作会社を経てフリーランスに。
ビジネスに貢献できるサイト制作のためにUXやマーケティングの勉強中です。 ペーパープロトタイプ作成後、デザイニングインザブラウザにてUIデザインを行う制作スタイルで制作しています。